Service
サーバーレスでさまざまなシステムやソリューションと連携することができるネットワーク放送システムです。
IPカメラやSIP電話といったネットワークシステムに連携した拡声放送や、IoTセンサーやAIによるセンシングなど高度で多様なトリガーに連携した自動放送が可能です。IPオーディオシステムをHTTPコマンドで外部制御することで、リアルタイムに確実な放送を実現し、効率化・最適化・省人化に貢献します。
最大20音源(80MB以内)を登録でき、PoE(PoE+)で電源を供給できるネットワークデバイスです。LANケーブルを接続するだけで、サーバーレスのシンプルな放送システムを構築できます。また、汎用プロトコルの採用により、ご利用のネットワークシステムへ音のソリューションを手軽に組み込むことができます。
機器の設定は、ブラウザーでアクセスして行います。音源ファイルによる放送のほか、SIP電話やVMSソフトウェアからの放送など多彩な音源を使用し、それぞれに細かな音量調整が可能です。また、連動する機器からのトリガーに応じたイベントでは、放送するコンテンツ、放送エリア、音量などを柔軟に設定することができます。放送エリアの拡張や端末の移設といった運用変更は、配線状態に依存することなく、設定変更のみで行えます。
IPホーンスピーカーはIP66対応で、使用温度範囲が-30℃~+55℃と様々な環境下でご使用いただけるスピーカーです。日本冷蔵倉庫協会で定められている冷凍・冷蔵の保管温度帯「F1級」までの環境下で設置が可能です。
システム例
例1
複数台のIPスピーカー構築
IPオーディオシステムは、スピーカー単位で個別放送、任意の放送グループをかんたんに作成することができます。従来のアナログ放送システムでは、スピーカー配線の系統に従って放送エリアが決まり、それぞれのスピーカー音量はスピーカー配線に依存していました。運用後にスピーカーの増設や移設、放送エリアの変更が発生すると、大がかりな工事が必要となり想定外のコストが発生することがあります。それに対し、IPオーディオシステムはネットワークで構築するため配線系統にとらわれず、スピーカーを設置した後でも放送エリアや放送音量を、個々に細かく調整 / 制御することができます。
例2
SIPとの連携
構内IP電話システムとIPオーディオが融合、運用にマッチした呼出放送システムを構築することができます。
戸建や集合住宅の地上に、BSデジタル放送受信機設備を設置し調査、設計、施工、保守を行います。